お、文庫になってる、と思って買ってみました。
言葉は、まあときどきひっかかりますが、読みやすいです。
森博嗣を置いてラノベかけて麻耶雄嵩を足してラノベをかけましたみたいな感じ、と思いました。
森さんみたいな実験的な色は薄くて、麻耶さんほどどうだどうだって感じはしなくて、こういうの欲しいでしょ、愉しませてあげるわ、ってモンロー的な感じ?
あ、でもモンローみたいな、でもそうはいかなくてよ、じゃなくて、さあどうぞどうぞ、な……つまりやっぱりラノベが強いかな(笑)
あと、ガンダムと荒木飛呂彦ってすごいよね、みたいな。
その辺も含めて「欲しいでしょ」なわけですが。
ただ、1作目しか読んでないので、シリーズを読んでいけば印象変わる可能性はある。
森博嗣だって、Fだけだと、ヒロイン好きじゃない、で終わっちゃうこともあるだろうし。
1作目は、みんな猫なりヤマアラシなりかぶってるものだから。
1900年代にチームがいろいろやった、というのが気になっちゃうのは、私が悪いのだとわかっています……現実とイコールじゃないと頭を切り替えられなかった。
ただ、後書きは、ないほうがよかったよなあ……(2行でやめちゃったので、そこからおもしろくなったかもだけど)