コストパフォーマンスとかそういうんじゃなく。
ショーのためのパフォーマンスとかじゃなく。
川西さんは何かをアピールするためのパフォーマンスというのがあまり好きじゃありません。
例えば、石原都知事の記者会見とか、管さんのカイワレとか、ああいうの。
あ、石原さんはえらい頭いいし、第一あの、相手の反応まですべて想定してアクションを起こす手腕は本当に凄いと思ってるし、管さんも、民主党の中で「むやみやたらにとりあえず自民党にいちゃもんつけよう」でなく、ちゃんと対抗案まで含めてきちんと反論・判断できる数少ない本当に凄い人だと思ってます。
けどああいうパフォーマンスは好きじゃない。
掌の上で転がそうとしている感が強すぎる気がしてしまうのです。
まあ、石原さんや管さんのは仕方ないとしよう、第一そういう掌の上で転がせる演出力や戦略設計力というのは本気で尊敬すべきものだと思う(管さんの御遍路パフォーマンスはかなり引いたけど)
あれくらいきちんと練ってあれば、その必要性もわかるし。
管さんや石原さんのようにに練ったとは思えなかった、こないだの参議院選挙の「姫の虎退治」は本気でドン引きしましたが。
ああいう相手を中傷するかのようなパフォーマンスする人には絶対に票入れたくないと思いました(まあ選挙区全然違うんだけど、まるで良い戦術みたいにマスコミが取り上げてたから・笑)
そんなことを、今日台風の報道観ながら再実感してたのです。
なんで民放のアナウンサってわざわざ暴風の中に出ていって報道するのか。
私はそういうパフォーマンスが嫌いなので、暴風に吹かれながら「凄い風と雨です!」(しかも叫んでるのと風や雨で聞き取りにくい)とか言われると、「その中に出て行っても平気なくらいの雨と風なのね」とあまのじゃくに考えてしまいます。
だって風と雨がすごいとか、観ればわかるじゃないそんなこと。
馬鹿にされてる気分になるのです。
しかも風と雨の中でろくな報道ができるわけもないから、詳しい情報は何もないし。
NHKは良いなあ、と実感をしてしまうわけです。
あの質の番組(構成とかカメラワークとか)とアナウンサが観られるのだから、受信料はもう少し高くても良いんじゃないかと思います(まあ観る観ないの選択肢はあるべきだと思うけど)
まあそんなわけで、川西さんはNHKのニュースが好きというお話でした。